東京も、梅雨入り間近という時期になってきました。ついこの前まで春の陽気を喜んでいたのに、季節の移り変わりは本当に早いものです。
さて、店頭のウインドウには蒲とアジサイを合わせて飾りました。
蒲は長すぎてうまく写真に納まりませんでした。この蒲の穂はまだ若く緑色をしていますが、夏に向かって茶色に色付きます。茶に色づくと、ベルベットみたいな質感になりますね。
ところで、食べ物の「カマボコ(蒲鉾)」はこの蒲の穂が名前の由来と言われているそう。カマボコは古くは竹の棒に材料を巻いて作っていて、その形が蒲の穂に似ているところからそう呼ばれるようになったとか。
この時期の花と言えばやはりアジサイ。お花屋さんにもいろいろな種類のアジサイがありました。
これは、花があまり密集していないタイプのもの。写真では分かりませんが、ほんのりと青味がかっていて、 涼やかな風情です。